http://verilog.blog.shinobi.jp/quartus%20ii/-quartus-%20quartus%20ii%20tcl%20api%20%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%9Fhardcopy%20ii%20%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%81%AE%E8%87%AA%E5%8B%95%E5%8C%96%20-1-[Quartus] Quartus II Tcl API を使用したHardCopy II フローの自動化 (1)
Quartus II にはTcl API が用意されています。Tcl API を使用することにより、さまざまな作業を自動化することが可能になります。ここでは、Quartus II のTcl API を利用して、HardCopy II のコンパイル作業を自動化する手順を説明します。
Quartus II のGUI 上では、Tcl Console からTcl コマンドを実行します。Tcl Console は、View→Utility Windows→Tcl Console から開くことができます。
通常はQuartus II GUI の右下に、下図のような画面が表示されます。
HardCopy II をStratix II ファースト・フローで設計する場合の大まかなフローは以下のようになります。
HardCopy IIIやHardCopy IVの場合でもほぼ同じです。
- Stratix II リビジョンのコンパイル
- HardCopy II コンパニオン・リビジョンの作成
- リビジョンをHardCopy II コンパニオン・リビジョンに設定
- HardCopy II コンパニオン・リビジョンのコンパイル
- Stratix II リビジョンとHardCopy II コンパニオン・リビジョンの比較
- HardCopy II ハンドオフ・レポートの生成
- HardCopy II ハンドオフ・アーカイブの生成
上記のフローは、下記の一連のTclコマンドを使用して、一括して実行することが可能です。各Tclコマンドについては、後ほど説明します。
なお、ここではStratix IIリビジョンを
des56、HardCopy IIリビジョンを
des56_hciiとしています。
load_package flow
execute_flow –compile
execute_flow –create_companion_revision
set_current_revision des56_hcii
execute_flow –compile
execute_hardcopyii –compare
execute_hardcopyii –handoff_report
execute_hardcopyii –archive des56_hcii_handoff.qar
[1回]
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