忍者ブログ

EDA Blog

Verilog、SystemVerilog、SystemCなど、ハードウェア記述言語についてのブログです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

[Quartus] Quartus II Tcl API を使用したHardCopy II フローの自動化 (1)

Quartus II にはTcl API が用意されています。Tcl API を使用することにより、さまざまな作業を自動化することが可能になります。ここでは、Quartus II のTcl API を利用して、HardCopy II のコンパイル作業を自動化する手順を説明します。

Quartus II のGUI 上では、Tcl Console からTcl コマンドを実行します。Tcl Console は、View→Utility Windows→Tcl Console から開くことができます。
hcii_fig2.PNG

通常はQuartus II GUI の右下に、下図のような画面が表示されます。
hcii_fig3.PNG







HardCopy II をStratix II ファースト・フローで設計する場合の大まかなフローは以下のようになります。
HardCopy IIIやHardCopy IVの場合でもほぼ同じです。
  1. Stratix II リビジョンのコンパイル
  2. HardCopy II コンパニオン・リビジョンの作成
  3. リビジョンをHardCopy II コンパニオン・リビジョンに設定
  4. HardCopy II コンパニオン・リビジョンのコンパイル
  5. Stratix II リビジョンとHardCopy II コンパニオン・リビジョンの比較
  6. HardCopy II ハンドオフ・レポートの生成
  7. HardCopy II ハンドオフ・アーカイブの生成

上記のフローは、下記の一連のTclコマンドを使用して、一括して実行することが可能です。各Tclコマンドについては、後ほど説明します。
なお、ここではStratix IIリビジョンをdes56、HardCopy IIリビジョンをdes56_hciiとしています。
load_package flow
execute_flow –compile
execute_flow –create_companion_revision
set_current_revision des56_hcii
execute_flow –compile
execute_hardcopyii –compare
execute_hardcopyii –handoff_report
execute_hardcopyii –archive des56_hcii_handoff.qar

拍手[1回]

PR

[Quartus II] Tcl について

2年ほど前に、Quartus IIでのTclの使い方についてまとめました。

明日ファイルを探して、分割してブログに記述しようと考えています。

拍手[1回]

GHz時代の高周波回路設計:第9章

会社で昼休みに読みましたが、PLLの素人には難しい内容だったので途中であきらめました。
この本は今週末に図書館に返却して、次はPLL回路の設計と応用を読みます。

ついでに調べた、いくつかの用語。
位相ノイズ発生時の、実際のVCO出力がどのようになるのかをシミュレーションで確認できれば、より理解が深まりそうな気がします。
リファレンス・リーク
位相比較器からのリファレンス周波数成分の漏れ。
位相比較器からは、比較周波数の周期でパルス状のロジックレベル信号が出力される。
平滑化しきれずにリプルが残ると、VCO入力に重畳してしまう。
PLL出力にFM変調がかかり、スプリアス成分が発生してしまう。
単位はdBc。キャリアのレベルに対する比をdBであらわしたもの。

スプリアス
基本周波数の整数倍の周波数以外に現れる、不要な周波数成分。

位相ノイズ
発振周波数近傍のFM性ノイズのこと。

位相余裕
ゲインが0dBになる周波数での、180度の位相との差分。

ゲイン余裕
位相が180度に周波数でのゲイン。

拍手[0回]

GHz時代の高周波回路設計:第8章

今は仕事があまり忙しくないので、出勤前に会社の近くの店でコーヒー飲みながらPLLの勉強をしようと考えていたのですが、今朝乗った旧型の中央線車両で全然冷房が効いておらず、出鼻をくじかれて断念しました。

結局、帰宅して子供を寝かせてから読みました。
今後調べる必要があると思ったキーワードです。
  • 発振回路のQ(クオリティ・ファクタ)
  • 位相雑音特性
  • ハートレー発振回路
  • コルピッツ発振回路
  • クラップ発振回路
  • 電気長
世間がお盆休みの間、ジッターについて色々調べていたのですが、位相雑音特性とは Phase Jitter のことではないかと思います。

拍手[0回]

GHz時代の高周波回路設計:第1章~第2章

図書館からGHz時代の高周波回路設計を借りてきたので、数式を(簡単なものですが)ノートに書きつつ読んでいます。
数式を書かずに読むと頭に入らないので・・・。

第1章と第2章まで読み終えて、Sパラメータとはどういうものか、インピーダンス・マッチングが何故大切なのかというところまで理解しました。
一番興味があるのはPLLの部分なので、次は第8章に進んで、第8章と第9章を終えたら返却する予定です。

PLLについては仕事でよく使うので、次はPLL回路の設計と応用を読もうと考えています。

拍手[0回]

独走する半導体メジャー3社,1.5兆円投資を支える技術戦略を語る

日経エレクトロニクスのセミナー、独走する半導体メジャー3社,1.5兆円投資を支える技術戦略を語るの内容にとても興味があるのですが、日経エレクトロニクス購読中でも58,000円と、高すぎて手が出ません・・・。

拍手[0回]

アナログCMOS回路技術設計講座 第2回

この前の土曜日は、アナログCMOS回路技術設計講座の第2回目でした。

テキストはアナログRF-CMOS集積回路設計-基礎編で、すべて予習していこうと考えていたのですが、結局MOSの途中までしか予習していけませんでした。
予習していたところまではかなり良く理解できたので、次回の分はきちんと予習してから行こうと思います。
第2回の分の復習もしなければいけませんし、ベクトル解析の勉強もあるのでハードです。

拍手[0回]

複素数完了、ベクトル解析開始

予定からは大幅に遅れましたが、先週複素解析の学習を完了しました。
すぐわかる複素解析で問題を解きながら進めていたのですが、第4章の後半から問題のない定理の説明が多くなったので、第5章途中でやめてしまいました。

代わりに、なっとくする複素関数を一通り読んで、完了したことにしました。
こちらの本は、amazonでのレビューも高いこともうなずける、分かりやすい良書です。

次は、ベクトル解析に移ります。
パワーアップ ベクトル解析をメインに、キーポイント ベクトル解析を読みながら進めていく予定です。

拍手[0回]

微分積分終了

やさしく学べる微分積分終了しました。
微分積分の復習は3月いっぱい書けるつもりだったので、3週間ほど前倒しできました。

次は複素解析です。
6週間で終わらせる計画にしています。
すぐわかる複素解析なっとくする複素関数
3/7-3/13Ch.1 - Ch2.1Ch.1 - Ch.2
3/14-3/20Ch.2.2 - Ch2.5Ch.3 - Ch.4
3/21-3/27Ch.2.6 - Ch.3Ch.5 - Ch.6
3/28-4/3Ch.4.1 - Ch4.3Ch.7 - Ch.8
4/4-4/10Ch.4.4 - Ch5.2Ch.9 - Ch.10
4/11-4/17Ch.5.3 - last

拍手[0回]

応用数学演習 届きました

Amazonマーケットプレイスで注文した応用数学演習―野邑・応用数学の問題解説が届きました。
定価は3,150円ですが、送料込みで559円でした。
安いものです。
まだこの本で学習するのは先ですが、今年後半に予定している微分方程式から使い始めるのではないかと思います。

拍手[0回]

カレンダー

12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新CM

[04/11 なつたん]

最新TB

プロフィール

HN:
aston_martin
性別:
非公開

ブログ内検索

カウンター

アクセス解析